What is KWC

KWCと店主“kyon”について

01.

history of KWC

カレーが好きになって、世界にはさまざまなカレーがあることを知り、いろんなお店の食べ歩きをはじめました。どのお店も美味しく、感動してました!いろんなカレーを楽しめるお店がほしいなぁと思ったのがはじまりのはじまりです。

カレー好きから、自分でカレーを作る楽しさを知り、自分で自分のほしいお店を作りたい気持ちが大きくなり、お店の使っていない時間、貸してもらえる場所を使わせてもらう"間借りカレー屋"さんをスタートさせました。

人に食べてもらえるようになってから、自分が作っていたカレー(その時はインドカレーばっかり)を、インドカレーです!と胸を張って伝えるためには、インドカレーの本場であるインドに行かないと!という気持ちが次第に大きくなって行きます。

02.

A trip to find curry
in INDIA

インドに行くため、働いてた仕事を辞めて単身インドへ。
初めてのインドは答え合わせの旅。正解もあれば、不正解もあり全て学びになりました。ホテルの味、レストランの味、食堂の味、家庭の味、さまざまな人たちのカレーに出会いました。いろんなカレーを食べながら「わたしの作りたいカレー=お母さんのカレー」という考えに至りました。

その後もカレーの旅をしながら、南インドレストランThilagaさんで働き、間借りカレーやイベントへの出店、ケータリング等をするにつれ、次第に自分のお店を持ちたいという気持ちが大きくなり、この度滋賀県大津市に実店舗を持つ運びとなりました!

Curry and Kokeshi

カレーとこけしの美(味)しい関係

03.

story of Kokeshi

みんな誰しも、ひとつやふたつ時間を忘れて没頭できてしまうほど好きなものがあると思います。わたしにとってはそれが「カレーとこけし」だったりします。

いつ頃からか、気付いた時には「こけしの虜」となっていたわたし。こけしは東北に伝わる伝統工芸品ですが、わたしは特に東北出身というわけでもなく。むしろ生まれも育ちも滋賀っ子なくらい。それでもある日、あのこけしの純粋な微笑みに出逢った時、あっという間に惹かれ好きになったのです。

東北には大きく分けて11系統のこけしがあり、また工人(作り手)によってそれぞれ細かく違いが出てきます。わたし自身東北に足を運び、そしてこけしを知れば知るほど、その場所ごとに作られるこけしの違いに益々興味が大きくなります。

04.

story of Curry

いつ頃からか、気付いた時には「カレーの虜」となっていたわたし。今や日本でも国民食として確固たる地位を築いているカレー。改めてカレーについてわたしが説明することはありません。その中でわたしにとってのカレーとは、その土地の持つ個性を一括りにまとめてくれる魔法の言葉のようなものです。その場所ごとによって環境の違いを大きく表してくれるカレー。

例えばインド、タイでは国による食材や作り方の違いはもちろんのこと、その国の中でも訪れる場所によって食べられるカレーは異なります。それは当たり前のことですが、その土地で採れるもの、環境がそれぞれ違うからです。

わたし自身様々な地に足を運び、そしてカレーを知れば知るほど、その場所ごとに作られるカレーの違いに感動し、益々好きになって行きます。

05.

Common point

そしてある日気付きます。わたしが大好きな「こけしとカレーの繋がり」を。わたしは「こけし」と「カレー」を通じて、その土地ごとで作られる作品の「違い」「差異」に興味を持つのだということを。

そこからわたし“kyon”によるKWCが始まりました。kyon world curryという意味ですが、Kはこけしの意も込めています。世界中のカレーを知る。そのためにはもちろん直接その土地土地を訪ねるに越したことはありません。わたしも可能な限り、自らの足で廻りたいと考えてます。

しかし、世界中のカレーをその場で食すことは多くの人がすぐに出来ることではありません。ですので、「こけし」を身近なところにコレクションとして並べるように、世界中にちらばる様々な「カレー」をわたしを通じて身近に味わって貰えればと考えています。